備蓄の水の話-2

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク 委員 大尾美登里

テレビで評判になった給水時に便利な「ズボンでリュック」

給水が始まったら ~自宅まで持ち帰る時の負担を軽減する便利なグッズ
地域の指定された学校や公園に緊急給水栓が設置されたり、給水車により給水が数日後から始まります。其の時に便利なズボンでリュックをご紹介します。

◆ 用意するものは、ズボンと長めの紐です。
あの「東京防災」で紹介された長ズボンで作る簡単なリュックです。水(ペットボトル2L2本入ります)を運ぶときに大変便利です。

◆ 作り方は、両足の裾の部分を合わせて裾から5センチほど下を紐の中央部分を使い、3~4巻き、きつく結わきます。次に紐の両先端をベルト通しに通しながらズボンのウエスト部分を絞るように結わきます。

◆ 使用するときは、ペットボトル(2L)1本づつ、ヒップの両側の部分に納めてから、ウエストの紐を絞って結わきます。

腿とすねの部分がショルダー部分になるため、肩に食い込まず、さらに肩甲骨にそった高い位置にペットボトルがくるため実際よりも軽く感じ、小学校の低学年から高齢者まで背負うことが可能です。是非、お子さん用も作って身近な物での備えを体験してみてください。

実際何度か試してみると一部使い勝手が悪い点があり、一工夫した改良型をご紹介します。マニュアルのままのリュックでは、中のペットボトルが自由に動くため、ペットボトルの下に当たる部分(足に付け根)に紐を二重にきつく巻き、結んで安定させます。