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ごあいさつ

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク 代表 鈴木 方規

 令和2年度保土ヶ谷区災害ボランティアの活動は、新型コロナウィルスの影響で活動がとん挫しました。
 緊急事態宣言発令により、三密(密閉、密室、密接)と外出を控え自宅待機と公的施設含め閉鎖状態となり、例年だと卒業式、入学式、入社式等日常的に行われるのが中止となり、会議等の決済は書面表記となりました。

 新型ウィルスの感染力の強さにより、医薬ワクチンもなく対症療法を通して感染拡大を抑え込むことしかありません。

6月に入り、感染者数の低減により三密を守ることにより緩和されてきましたが、新しい生活の有り様を通して、日常生活に取り組む努力が、個人、集団に課せられています。早期に治療法、治療薬のワクチンの開発が急がれています。

 過去にはスペイン風邪、チフス等細菌によるパンデミック(世界的大流行)となり、今回は中国武漢発の新型コロナウィルスはあっという間に世界的な広がりとなり、世界の感染者が600万人と死者約33万人と、まだ拡大が進む発展途上国、特に医療の脆弱な貧困国に一層の爆発的な感染が危惧されています。大国のエゴによらず、地球に住む人類を差別することなく、地球は一つとして人類の英知を結集して全てに対症医療がいきわたるように切に願います。

昨今地球の温暖化の影響で自然災害、特に極地的な大雨や地震の多発化しています。また、コロナはソ-シャルデスタンスが対処法です。
首都直下型地震もいつ起きてもおかしくないという確率80%と、コロナ対症療法でするソ-シャルデスタンスという二律背反的な集団避難体制をどう防災拠点制度に求め、集と個の分散型、避難対応の対策を考えることが喫緊の課題であると思う。