災ボラウォーク~3.11東日本大震災を忘れない~

平成30年3月11日(日)今年度2回目となる災害時の避難経路確認および危険個所チェックなどを目的としたウォークを実施しました。通称「災ボラウォーク」は、保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク(以下、災ボラ)が会員の皆様が帰宅困難になった時に、保土ケ谷区を目指して歩く経路想定し、横浜駅西口県政サポートセンター前から保土ケ谷区の星川中央公園の間で行っています。前回までは帷子川沿いに海抜表示を確認しながらの実施でしたが、今回は環状一号線?から天王町に向かい、帷子川沿いに星川中央公園までの経路を歩きました。

 参加者27名は主に災ボラ一般会員を募り、毎回参加の会員、電動車イスでの参加もありした。また、事務局である保土ケ谷区担当職員、社会福祉協議会職員も同行。

 歩道の段差、横断歩道の段差、歩道橋に設置されたエレベーターのありがたさ、歩道橋近くに迂回できる横断歩道があることの便利さ、日頃は何気なく歩いている道沿いの傾斜のある駐車場に車止めを置かず駐車している乗用車の危険性、行程の中で緑の公衆電話を2台(コンビニ前とボックス型)見つけたこと、コンビニ入り口に貼付の「災害時要支援者ステッカー」確認、避難できる公共性のある施設の確認ほか、横浜駅から保土ケ谷までの帰宅経路について地図に書き込みをし、途中、説明確認事項を聞きながら、2時間半のウォークを無事に終えました。

 東日本大震災の発災したこの日、1,000年に一度の未曾有の大地震と言われる災害と生き延びるための知恵を私たちは忘れてはならないとあらためて思いました。毎回参加の方からは「今まで川沿いのウォークだったけれど津波や増水が心配なので、別のルートも知ることができて勉強になった」との声がありました。

10:00~12:30ウォーク途中
10:00~12:30ウォーク途中
休憩場所「浅間下公園」にて集合写真
休憩場所「浅間下公園」にて集合写真

通行人、自転車が通る時は「通ります」と、声を掛け合いながら歩きました。