危機管理計画(風水害)の改訂 #2

平成30年4月に改訂された『保土ケ谷区危機管理計画「風水害対策編」』の改訂内容を紹介する第2回目です。前回は改訂の経緯でしたが、今回から改訂ポイントを紹介します。

【改訂ポイント①:計画の構成の刷新】

これまでの計画構成を、平成28年4月改訂の『横浜市防災計画「風水害対策編」』に沿ったものにし、保土ケ谷区の対策等を体系的に記載しました。

  項目 概要
1部 総則 計画の目的をはじめ、産や河川などの自然条件や、人口や道路状況などの社会的条件といった保土ヶ谷区の概況、また想定する災害の種別や規模について
2部 災害防計画 風水害の発生を未然に防止し、被害を最小限に止めるために、区が行う災害予 防事業及び区民、事業者等が日頃から行うべき措置等について
3部 区本部における応急対策 区の応急活動基本方針をはじめ、防災組織体制、災害種別ごとの応急対策など について
4部 台風接近前の応急対策 台風の接近時における初動体制の検討や避難勧告発令等の準備について
5部 避難と受入れ 避難勧告等の発令、避難場所開設及び運営等をはじめ、避難完了後における被災者への物資供給合、医療体制について
6部 行方不明者の捜索・遺体の取扱い 行方不明者の届出窓口の開設や調査、また遺体安置所の開設や遺体の身元確認、引き渡し等について
7部 雪害対策 雪害時における防災組織体制や応急対策、業務内容等について
8部 被災者の生活援護と被害調査 被災した市民に対する生活の安定・復旧に向けた支援や被害認定査、罹災証明書の発行等について