災害に備えること

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク 代表 鈴木 方規

最近、千葉・茨木と立て続けに震度3~4クラスの地震が頻発しています。
また、首都直下型地震の予測もここ30年以内に、M6クラスの地震の確率が80%と公表されました。私たちの住む首都圏にプレ-トの滑り込みによってそのひずみが増していることは確かです。1年に1㎝人の感覚にしてみれば、されど関東大震災から98年、地殻の歪みからいつ起きてもおかしくないと言われています。
 このところ全国各地で有感地震が起きていることは、地球の変動期ではないでしょうか?昨年の風水害は台風15号、19号の被害もさることながら、停滞した雨雲による、それも線状降水帯と、いわゆる1ヶ所に溜まり局地的な被害をもたらしています。箱根では一日1000ミリと、記録的な大雨や、千葉県下の被害、長野の千曲川、阿武隈川の河川の堤防決壊による被害、もはや想定外はあり得ず、すべてが想定域であるように思います。
 私たち横浜は狭あい道路や高低差に373万人がひしめきあっています。
いつどこで河川の氾濫で土砂災害が起きてもおかしくないと思われます。

日常の生活スタイルの中で「備えること」を肝に命じ、自然と向かい合う大切さを痛感させられる今日この頃です。
 一人ひとりが生き抜く、周りの人達と協力する、自助共助を生活の視点で見直すことの必要性を通し、コミュニティの再構築を進めていきましょう。