30年度 区災ボラウォークを通して思うこと

 昨年は風水害が多発し、地震、局地的な集中豪雨、それに熊本地震、北海道地震等、日本列島総崩れ等枚挙にいとまがないほど発生しました。私たち保土ケ谷区災害ボランティアネットワークでは、東日本大震災後の帰宅困難者を踏まえた防災ウォークを実施しています。

 帷子川、今井川流域を海抜表示の点検確認、安全避難検証等実践的な取り組みをしてきました。また、自治会町内会の要請に応え、防災講習会講師派遣事業として自助、共助を中心テーマに捉え、パワーポイントを使って視覚を通して出前講座を実践してきました。

 更に、ホームページを維持して、活かし広報啓発活動を進めてきました。身近な備えやアイディア等日常性を活かした防災グッズ、啓発ノベルティに力を入れてきました。

 今年からはWebサイトだけではなく、広報紙面を活用してより広く広報啓発ができるよう努力します。

 南海トラフ地震、首都直下型地震がいつ起きてもおかしくないと言われる昨今、切迫性が叫ばれている状況に危機感を持って、自分の身を守る自助、隣近所のコミュニティを通して助け合える共助を、人間関係の希薄化に埋もれることなく濃厚な結びつきができるよう根気よく啓発していきたいと思います。

 耐震事業として震度5弱にも耐えられる家屋内シェルターを提案して、人との立ち位置にもフレキシブルに対応できる防災対策を進めて行きたいと思います。